『ひとりで撮る』にこだわる理由
私がひとりでLIFETIME PHOTOGRAPHYで撮影することになぜこだわっているのか。
ハワイでウエディングフォトを撮影していた頃は、
ウエディングフォトを撮影する会社に登録をしていて、
挙式当日だけの撮影をして、それ以外のお客様とのやりとりはありませんでした。
撮影データも、編集して会社に渡すだけ。
一体、どんな商品として自分の撮影した写真が最終的にお客様の手元に届いているのかも知りませんでした。
最初に働いていた写真会社で、自分の写真がどんなアルバムになっているのかを知りたくなって、
いくつかデータを見せてもらったことがあるのですが、
その場にいなかった、そのストーリーを見ていない人が作ったアルバムに
なんだか、違和感を感じました。
大量のデータを扱う工場だから、機械的な操作も必要なのはわかるのですが、
私がいいな、と思って撮影した写真のある部分がズバッと切り取って使われてしまっていたり、
私だったら、ここをこうして、あの写真を見開きにして…っていうのも
大きな会社の機械的な作業な為、
決められたテンプレートに写真をはめ込んでいかなければいけないと言う縛りがあったり、
撮影者と違う人間が作っているから、その人の感じ方も人それぞれなわけで、
一生懸命撮影した写真も、
誰かの手によって加工されるアルバムは、その人のテイストも入ってくるので、
自分の意図するものとは違うものが仕上がっているのだという事を知りました。
この時の記憶がずっと私の中にはあって、日本での再スタートでは、
撮影から、アルバム等の商品のデザインやチェックをして納品までを
全部自分の手で仕上げたいというところも
私がこだわりたかった部分です。
また、同じカメラやレンズを使っても、撮る人によって、写真は全く違います。
『ここに頼めば、この人が撮ってくれる』という安心感ってあると思うんです。
スタジオ等で指名料とかを払ってフォトグラファーを選ぶのではなく、
LIFETIME PHOTOGRAPHYに頼めば、古田絵莉子が撮ってくれる。
私は、何度もリピートして撮影に呼んでくださるお客様を求めています。
会うたびに、大きくなっていくお子さんだったり、ペットだったり、
素敵に歳を重ねていくご夫婦だったり、
どんどんビジネスが大きくなっていく経営者の方だったり。
家族や友達ではないけれど、
まだ名の無い『LIFETIME PHOTOGRAPHER』としての新しい関係を
お客様と築いていければと思っています。
撮影回数を増す毎に、お互いを知る事が出来れば、
撮られる方の緊張もほぐれてリラックスできると思いますし、
その表情や私との心の距離は、必ず写真に現れると思っています。
あなたのLIFETIME PHOTOGRAPHERに私を選んでみませんか?
公開日:
最終更新日:2017/05/26